2015年04月20日

黒田に弱点!外国人野手との対戦被打率4割




広島2―3中日=延長11回=(18日?マツダスタジアム)

 広島は黒田の7回2失点の力投も、打線の援護に恵まれず3勝目を逃した。登板4試合で外国人野手との対戦成績は、打率4割(20打数8安打)という注目のデータも浮上。チームは延長11回、ヒースが平田に決勝ソロを浴びた。中日は谷繁兼任監督がスクランブル出場で、チームを勝利に導いた。
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勝利への執念は、とっさに伸びた右手に表れていた。1―1の7回2死二、三塁。頭上を襲った藤井のライナー(中前適時打)を、黒田は利き手で捕ろうとした。故障も顧みない執念だった。「2アウトまでいったんで、もうひと踏ん張りしないといけなかった」。直後に打線が一度は同点にしたのも、右腕の気迫に刺激を受けたからだろう。
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 7回まで7安打1四球で2点を与えたが、82球の省エネ投球だった。ツーシームが「甘くなる球が多かった」と感じると、スプリットを増やした。「その日の調子の中でやりくりしている」。先発4試合で6回以上を投げて、全て3失点以内。3勝目は手にできなかったが、安定感を見せつけた。
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 ただ、嫌な傾向が顕著に出た。7回の失点は先頭のナニータの中前安打がきっかけ。4回も、先頭のエルナンデスの左前安打から先取点につながった。まだ4試合とはいえ、外国人打者に通算20打数8安打、打率4割。元メジャーの阪神?福留にも11日に本塁打を含む2安打されている。

 6打数3安打のエルナンデスは、外国人打者と黒田との相性には「へ~、理由は分からないよ」と目を白黒させたが「シュート(ツーシーム)にうまく反応できた」とニンマリ。ツーシームを活用するメジャー流の投球スタイルに、外国人打者は慣れているからか―。黒田対外国人に、今後も要注目だ。
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Posted by ビルケンシュトック キッズ  at 16:32